こんにちは。
東京国立博物館で4月8日まで公開されていた大包平・大般若長光を見てきた審神者yumaです。
若い女子と外国人で溢れかえっていた東京国立博物館。
そんな混み合う中で出会った刀と、それ以外の美術品を見てきた話です。
目次
ロープで列整理 大包平を眺める
本館13室に差し掛かると何やらロープで列整理が!
嫌な予感がして、一度並ばずにそろーっと外から覗いてみるとそこには大包平が展示されていました。
すごい…三日月と同じ対応だ(笑)
そして私のiphoneのカメラは本当に画質が悪い…
この日、休日出勤だったがために一眼レフを持って行けなかったことが悔やまれます。
それにしても大包平は大きい!
ずっしりした刀身だったな、というのが印象でした。
素人の目線でしか語れないのが悔やまれますが、本当に存在感のある刀でした。
女子だけでなく、外国人の方も男性の方もみんな良いカメラでパシャリと写していました。
そして流石列にするだけあります。
人が流れ作業のように刀の前に行くので、ゆっくり見るとちょっと邪魔になってしまうような感じでした。
平日ならもう少し落ち着いて見れたかもしれません。
派手な刃文が特徴 大般若長光
私の写真では確認がしづらいんですけどね(苦笑)
刃文の種類である丁子刃。大小の丸っこいふわっとした感じで、刀の世界だと派手なのだという。
でも何となくその理解はわかる気がします。
刃文がふわふわしたダイナミックなものだとかなり存在感があるし、真っすぐな刃文だとかなり優等生な、絵にかいたような「THE刀」という感じがする感覚だなーって思います(あくまで素人の感覚ですが)。
堀川国広・越前康継の脇差たち
刀剣乱舞で出てくる、土方歳三が使用したとされる「堀川国広」は現存しないと言われているため、こちらは新撰組とは無関係な堀川国広だと思います。
越前康継は骨喰藤四郎が火災に遭う前の姿を模したものだとか。
焼ける前の姿を伝える刀というのは貴重なのでは…?
倶利伽羅龍が彫られている!
本科の骨喰藤四郎は豊国神社が所蔵しているんでしたね。
大友宗麟が最初に持っていたとされているけれど、倶利伽羅龍って仏教だったよね…
宗麟ってキリシタンじゃなかったっけ?
それとも武器としてはあまり関係ないのか…。
武器の変遷は詳しくないからちょっと疑問に思いつつ、越前康継は堀川国広より何となく肉厚な感じがしました。
直衣と十二単 平安装束の展示
1階の出口へ向かうほど近く。
平安装束の展示がありました。
ここも外国人の方たちに大人気!
それにしても、この装束小物が全てそろっていてすごい。
これに付随してか外国人向けの着物体験ゾーンがあったりして賑わっていました。
日本文化との出会い きもの体験
本館のお土産やさんの近くで参加費¥500で体験可能。
受付でどの着物の柄を着るか選択し、開催時間に合わせて申し込みをします。
きちんと着付士の方たちが着付けてくれるので、観光のいい思い出になるのでは。
畳の上で着付けて記念撮影して終わり、という流れのようでした。
見学していた私も着たかった(笑)
トーハク本館裏は日本庭園 お花見やお散歩にぴったり
本館鑑賞の後は庭園へ。
本館裏の庭園が開放されていました。
桜は既に青葉になってしまっていましたが、満開時はお花見にぴったりな庭園です。
さくらカフェという軽食を提供してくれるお店が出ていました。
またアメックスカードを持ってる方限定のイベントなんかもしていたり。
春と秋に公開しているので、時期が合えばぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう。
春の庭園開放:2018年3月13日(火)~5月20日(日) 10:00~16:00
秋の庭園開放:2018年10月23日(火)~12月2日(日) 10:00~16:00