こんにちは。
先日接客していたお客様からエステ勧誘を受けてものすごく困ったyumaです。
エステの勧誘って怖いですよね…
しかも受けた側が店員で、誘って来られたのがお得意様のお連れ様っていう何とも難しい立場の関係。
一歩間違えれば自分のお店の売り上げを落とす可能性があるっていうリスクに散々迷った末、熟考して気付いたこと。
「店の売り上げなんてその人一人失ったってどうにでもなるわ」
結論、お断りをしてきました。
目次
質問の内容に気を付けて!個人的な話を持ち掛けられたら危機感を!
接客をしていて、事の始まりはお得意様が私の職場でお買い物をしにご来店されたことです。
その付き添いでいらしたエステティシャンの方(のちに分かったこと)が、暇を持て余し店内を回っていたときにたまたま話しかけられたのが私でした。
「もしここで買ったらどれくらい安くなるの?」
「今〇〇を使っているんだけれど、こちらに変えたら何か変わる?」
「他で私はこれしか使えないって言われたんだけど本当?」
エトセトラエトセトラ……。
商品知識と自分で値引きできる裁量の範囲でお安く出来ることで対応しつつ、グーグルを駆使して他に商品が無いか調べて対応。
その姿勢に最初購入する気がなかったお連れ様がご購入をしてくれました。
やり切った感を持っていた私はお会計準備をいそいそ始めたのですが、
「あなたお肌綺麗ねー」
「独身なの?お一人だと自由でいいわよね」
「お休みはきちんともらえてるの?」
という質問が飛んできました。
最初は「恐れ入ります」だなんて答えていたのですが、質問の「独身かどうか」という点で違和感が。
出会って間もない、しかも店員に何でこんなこと聞いてるんだこの人はという違和感。
それでもお得意様のお連れ様だし無碍には出来ないことから会話を続けていたんですが、最後に一言。
「私毛穴の洗浄のサロンをやっていて、今回とても良くして頂いたからぜひ一度いらしてくださいね!今度〇〇(お得意様)にチケットをあなたに持って行ってもらうから、ぜひ!」
と断る余地もなくチケットを頂くことに。
もう、お分かりですね。
上記質問で「エステサロンに通える人物かどうか」をリサーチしていたようです。
それに正直に答えた私は「エステサロンに通える人物」と認識されたわけです(苦笑)
- 独身=お金持ってる。自由に使えるお金がある。無くてもローンをお勧めできる
- お休みがある=時間があるから通える
というように。
その日はそれで終わったのですが、数日後本当にお得意様がチケットを持参してやって来ました。
エステサロンの名前に注意!聞いたことのない名前はまずは調べよう
頂いたチケットには丁寧にお手紙まで付いていました。
パンフレットとチケットが一緒になっていて、まずは一読。
まず気になったのは
サロン名が全く聞いたことが無い
ということでした。
T〇Cやソ〇エやエル〇ーヌなど広告が良く出ているサロン名は、きっと誰もが名前だけは知っているのではないでしょうか。
私もその辺りは名前だけは知ってます。
フ〇ウ〇キナ
という名前(実名は取り合えず隠します)。
よく分からないお名前だったため、グーグルで調べてみることにしました。
「フ〇ウ〇キナ」と入力すると2番目に予測変換で出てくるワードがなんと
「宗教」
Σ(゚ロ゚;)
取り合えずよく見てみることに。
- 紹介制サロン
- 3回の無料体験
- 高額商品がたくさん
- マルチまがい商法という噂
最後のマルチまがいというのは噂でしかないのですが、上3つは頂いたパンフレットにも記載されていたことでした。
少し掘り下げて見てみます。
紹介制サロン
サ〇ナを実際に使用している方からの紹介制になるので、「実際に試してよかったからあなたもどうぞ」という紹介スタイルのよう。
3回の無料体験
3回まではチケットで無料で通えるプログラムなのだそう。
実際頂いたチケットも3回までの予約日を記入する項目欄がありました。
施術は無料でも、取り扱っているエステマシンや化粧品のアプローチはこの無料体験中でもあるようです。(私は行く前にお断りしたので定かではありませんが)
高額商品
パンフレットに記載されていたエステマシンは一つ約20万円のものや35万円のものでした。
お支払いプランの一例としてお支払金額も記載されていますが、ボーナス併用して60回払いという長い期間お支払いが必要となるとためらっちゃいますよね…。
マルチまがいという商法
これはネット上での噂でしかありませんが、「紹介制サロン」という部分が関係してくるのだと思われます。
知り合いからの勧誘というところでねずみ講のような仕組みになっていることからの言葉だと思います。
勧誘の仕方が不自然。断る理由の一つに
お得意様がチケットを持参してご来店された時のこと。
断れない感が漂っていたので、まずは1回行ってその後は断ろうという算段で最初はいました。
私の認識としては、そのチケットを持って来店すれば良いという認識だったのですが違った模様。
お得意様から「いつ行けるか」というご質問。
その場で予約を入れて下さるとのことだっったので、土日で行くことを告げたら何故か平日の夜を勧められました。
接客業という職種柄、定時に上がれる日もあれば接客で上がれない時もあります。
平日には極力予定は入れたくない…!
ということでここは押し通して土曜日にしたのですが、
「それなら〇日〇時に△△で待ち合わせして一緒に行きましょう」
とのお言葉が。
意味が分からない
私とお得意様は、実はこのチケット持参してご来店された日に初めて会話をした程度。
(前回いらしたときは、他の社員がお得意様を接客していた)
よくよくチケットを見てみるとご紹介様の欄にそのお得意様のお名前が記載されているではないか!
紹介してくれたのはお得意様ではなくて、お連れ様だったはず…
休日に良く知りもしない人と待ち合わせをしてサロンに行くということがどうにも受け付けられず、断る判断の一つになりました。
エステ勧誘の断り方
熟考した挙句、やはり断ったほうが安全そうという思いの元お断りへ。
ちょうど私を勧誘したお連れ様がご来店されたので、そのときに断る理由をお伝えしました。
「先週湿疹が顔に出来てしまって、皮膚科に通っている」
「ドクターからエステは行かないほうがいいと言われている」
という2点。
さすがに医療機関が理由という点はそれ以上追及は無かったです。
ただ「治ったら教えてね」という一言とその後数日に渡ってのお得意様からの
「いつ行けるの?」
「〇〇さん(お連れ様)からの伝言で、高額商品を売りつけられるとか不安に思っているのではないかと思っていて来れないんじゃないかと思っているんだけど、ただ施術して欲しいって思ってるだけなのよ。3回無料だし、ね?」
と何度か何故か本人ではなく、お得意様を通しての伝言を頂いていたのですが上記理由とここまで日にちが開いてしまい興味が無くなってしまったということを添えてお断りしました。
意思を持って断り続ける
これはエステ勧誘に言えることだけではないかとは思うのですが、不審に思ったり嫌だと思ったことには断固として断り続けるのが必要だと感じました。
ただ断り方を間違えると、畳み込まれてしまうこともあるのでエステ勧誘に関しては
- のっぴきならない理由があること
- サービスや勧誘している人の言葉を否定せず、肯定しながらも〇〇の理由で施術が不可能なこと
を告げると断りやすいかなと思います。
お金がない、だと最悪ローンを組まされて通うことになるかもしれないので、断るときには告げないほうがベターですね。