こんにちは。
コンタクトレンズ販売管理者の資格を取得したyuma(@minariyuma)です。
コンタクトレンズ販売営業所管理者の資格ってご存知でしょうか?
簡単に手に入れることが出来るコンタクトレンズですが、高度管理医療機器として分類されています。
ですので販売を行うに当たっては営業所に最低1人はこの資格を持っている人が必要になってきます。
コンタクトレンズの販売所を営むにあたって必要になる資格ですが、どのように取得すれば良いのかを実際に講習を受けてきた実体験をもとにお話していきます。
初めて高度管理医療機器販売管理者講習受けるけど、実際どんな感じなの?って思っている方向けに実際の講習の様子が伝わればいいなーと思って記しておきますね。
目次
「コンタクトレンズ販売管理者」って?

日常生活に浸透しているコンタクトレンズ。
結構簡単に手に入るので、扱いが簡単なのでは?って思っている人が多いかと思います。
医療機器って聞くととても仰々しいものに聞こえますよね。
例えばペースメーカーとか透析器とか。
何だか手が出しにくいもの…のように思えます。
コンタクトレンズも実際眼の中に直接入れるものなので医療機器となります。
つまり、「不具合が生じたときに人体へのリスクが比較的高いと考えるもの」と定義されているんです。
4種類のクラス分類のうち、クラスⅢ(リスクが高い順に並べると上から2番目)に分類されています。
そんなコンタクトレンズなので、実際に販売に関わるお店などには「販売管理者」という人をおいてきちんと販売許可を得てますよ、ちゃんとした知識を持った人がいますよ、という人がいないと取り扱いが出来ないものになっています。
保健所が立ち入って確認に来たりもするので、そのときの責任者だと思ってもらえれば良いかと思います。
講習は丸1日コース。講義をよく聞こう

後ほど講習を受ける受講資格者のことをお話しますが、基本的に1日かかる講習に参加し、最後にマークテストを受けて合格すれば資格取得になります。
コンタクトレンズとは何か、ということや医学的なドクターからのお話、そして日本コンタクトレンズ協会の方たちから法律などの細かいお話を丸1日使って講義を受けます。
1回の講義が中々長かったりするので、寝ないように注意してくださいね!
私はコーヒー完備で受けました(笑)
最新の医療状況や取り扱いに関しての法律の状況など新しいお話を聞けるのでかなり勉強になりますよ。
コンタクトレンズの医学的な側面の話などは、クリニック併設店で勤務されてる方なら日常茶飯事で聞こえてくるようなお話なので、すごく難しいってことは無いかと思います。
むしろ法律のお話の方が聞きなれない単語が出てくるので、少し難しく感じるかもしれません。
眼科全般の業務の話から離れて医師法などの法律のお話や、コンタクトレンズだけではなく医療機器全般の話にまで幅広くお話がなされるので頑張って付いていって下さい(笑)
また、講義をする先生によって上手い下手(下手というかテキストのどこを話しているのか迷子になる)があるので要注意。
よく目で追って頑張って追いつきましょう!
親切な先生だと、講義後にあるテストに出る部分を教えてくれるので聞き逃しをしないようにしてくださいね(◍´ꇴ`◍)
講義後のテストって何やるの!?覚えるの苦手なんだけど…
分厚いテキストを一通り講義でさらったあと、最後に一斉テストがあります。
マークシート形式で、なんと!
問題数は12問、10分のテスト…
寝ないでちゃんと聞いていれば大丈夫な内容です、ご安心を!
暗記しなければならないような難しい問題は出題されません(笑)
とにかくいつもの業務で培った知識と当日に聞いた内容と講義中にここ出るアピールしてくれた箇所をよく思い出してもらえれば大丈夫です。
おそらく寝ていた人以外全員受かるテストです✔٩( ‘ω’ )و
心配すべきはマークシート形式なのでぬり間違いや受験番号のミスなどです。よく見直しておいてくださいね!
コンタクトレンズ販売営業所管理者になるにはどうしたらいいの?
受験資格に実務経験1年以上、という規定があるのでまずはコンタクトレンズ販売が出来る会社に入社して知識を蓄えてください。
転職などで職が変わっていても通算で1年以上あればOKのようです。
私はコンタクトレンズ専門店(併設眼科勤務含む)に8年勤め、その後約半年畑違いの職に就きましたが、また同じ業種に戻ってきたので受講資格を有していました。
個人で申し込みをすると自分で就業証明書を用意しなければならないようなので、会社に属して会社ですべて用意してもらうのが一番楽です。
継続講習は忘れずに受けていきましょう
資格を有したら毎年継続講習があります。
6年間のうち1回はコンタクトレンズ専門の講習に参加しなければならないようなので忘れずに受けていきましょう。
恐らく会社を通して受講していれば、時期になれば継続講習の申し込みのお話があるはずです。
予定を開けて臨んでくださいね。
コンタクトレンズ販売営業所管理者講習の会場の雰囲気は?
講習で使われる会場はかなり広い会場を抑えています。
私が受けたのは東京会場でしたが、かなり大人数が収容できます。
基本的に会社ごとにまとまってお席が決まっていました。
お知り合い同士で来ていれば休憩時間にお話していたり、おひとり様参加であれば休憩中はスマホで時間潰していたり、大学の講義のような雰囲気でした。
これから受けるよ、って方は緊張せずに臨んでもらえれば大丈夫です!
講習を受けるときの服装は?
基本的に服装は自由です。
私が参加したときは、男性はスーツの方と私服の方どちらもいらっしゃってました。
女性はオフィスカジュアルが多かった印象ですが、ジーンズをはいてきている方もいれば、髪色も金髪を通り越して銀髪に近い色の方もいらしたので、何でも大丈夫です。
まとめ:コンタクトレンズ販売営業所管理者講習は話さえ聞き逃していなければ難しくない
コンタクトレンズを取り扱うにあたって必要な資格ですが、受講時にしっかり話を聞いていれば、取得自体は難しくないものです。
当日しっかり講師の方のお話を聞き洩らさず、マークシートのミスが無ければ基本的には受かります。
テスト問題数も多くないので、ぜひ参加資格のある方は受けてみてはいかがでしょうか。